日野市の司法書士。その妻の独り言
世間に余り知られていない司法書士ができる仕事。 今や登記だけじゃない。債務整理や訴訟代理など。妻から見た夫の苦悩や喜び。プライベートや趣味も書き留めていきたいと思います。
親という強き人たち。
あの日から、今日で一週間経ちました。
マスコミが現地に入ったおかげで被災地の様子が少しずつですが
私たちにも伝わってきています。
ある番組では現地の方たちを映して、連絡が取れない身内の方たちに
伝えたいこと等を、ビデオレターのように流していました。
83歳の男性。
「父は元気だ。命が残ったということはこれから、復興に向けて
力を尽くすということだと思っている。見ていてくれ。」と、都会にいる
お子さん達にメッセージされていました。
又、90歳の女性は横浜に住む息子さんたちに向けて
「心配はいらない。家は少しヒビが入ってしまったけれど残ってる。
横浜のアパートは無事だったのか心配している。どうか無事でいてほしい。」
言葉だけ聞いたらどちらが被災された方なのかわからなくなるほどです。
親って、なんてすごいのだろう。
わが子を思う気持ちって、なんて強いのだろう。
父が亡くなる間際「世話になったね。KちゃんとSちゃん(妹達)にもありがとう。と伝えて欲しい。」という言葉を私に託しました。
自分は今、正に逝こうとしているのに、私たちへのねぎらいの言葉を
忘れずにいてくれる強さ。
そんな、強い親に私はなれているのだろうか?なれるのだろうか?
色々なことを考えさせられますが、崇高とはいわずとも
親として強く、そして何よりも人として強くありたい。
そんなことを思った今朝の出来事でした。
マスコミが現地に入ったおかげで被災地の様子が少しずつですが
私たちにも伝わってきています。
ある番組では現地の方たちを映して、連絡が取れない身内の方たちに
伝えたいこと等を、ビデオレターのように流していました。
83歳の男性。
「父は元気だ。命が残ったということはこれから、復興に向けて
力を尽くすということだと思っている。見ていてくれ。」と、都会にいる
お子さん達にメッセージされていました。
又、90歳の女性は横浜に住む息子さんたちに向けて
「心配はいらない。家は少しヒビが入ってしまったけれど残ってる。
横浜のアパートは無事だったのか心配している。どうか無事でいてほしい。」
言葉だけ聞いたらどちらが被災された方なのかわからなくなるほどです。
親って、なんてすごいのだろう。
わが子を思う気持ちって、なんて強いのだろう。
父が亡くなる間際「世話になったね。KちゃんとSちゃん(妹達)にもありがとう。と伝えて欲しい。」という言葉を私に託しました。
自分は今、正に逝こうとしているのに、私たちへのねぎらいの言葉を
忘れずにいてくれる強さ。
そんな、強い親に私はなれているのだろうか?なれるのだろうか?
色々なことを考えさせられますが、崇高とはいわずとも
親として強く、そして何よりも人として強くありたい。
そんなことを思った今朝の出来事でした。
災害
被災地の皆様に置かれましては、物資も不足し情報も乏しい中
心細い思いをされていることと思います。
心よりお見舞い申し上げるとともに、私が出来うることを熟考し、
行動に移したいと思っております。
あの日、私は八王子のある交差点で赤信号を待っていた。
夫と普通の会話をしていたと思う。
「ん?」
うねるような車の動き、目をやれば信号機や標識がグラグラと揺れていた。
しかし、まだその時点では、あんな悲惨な状況が東北地方の方々を
襲っているとは知らずにいたのだった。
帰宅した夕方、友人からメールが届いた。
『友達のお父さんがコスモ石油の人で、今回のコスモ石油の火災に関して
消火等で多くの化学物質が使用され、近日降る雨には有毒物質が含まれており
……云々』
「?」私は考えた。
もし、これが本当のことであれば、再三政府が発表している中になぜこの情報が入っていないのか?私は、そのメールを誰にも送らなかった。
テレビでは刻々と明らかになっていく現地の悲惨な状況を流し続け、
それを見続けている私達は暗い気持ちになり、根本を持たない罪悪感に
犯されて。そんな精神状態のかなにこの手のメールが届けば疑問に思いつつも
早くこの事実を広めなければ…と、考えてしまう人もいるだろう。
しかし、ちょっと待ってほしい。
ある種の興奮状態だからこそ、一度目を閉じ、冷静になって正しいのはどれを
なすことなのか?を考えて欲しい。
ガソリンスタンドに並ぶ長蛇の列。
パンや即席麺の無くなった棚。
あなたは本当にガソリンを必要としているのか?
どこかへ遠出する予定があるのか?
普段から、車を利用しているのか?
家に買い置きの即席麺はないのか?
家にある小麦粉や米でしばらく代用はできないのか?
家族の人数で本当にその量の食パンが必要なのか?
皆さん、よく考えましょう。
そして、こんなときこそ、冷静な行動を示すときなのです。
大きな災害の影で人間が災害を作り上げることのないよう、
本当に困っている方たちに物資が回っていくように、今、自分が
すべきことを考えていただきたいと思います。
心細い思いをされていることと思います。
心よりお見舞い申し上げるとともに、私が出来うることを熟考し、
行動に移したいと思っております。
あの日、私は八王子のある交差点で赤信号を待っていた。
夫と普通の会話をしていたと思う。
「ん?」
うねるような車の動き、目をやれば信号機や標識がグラグラと揺れていた。
しかし、まだその時点では、あんな悲惨な状況が東北地方の方々を
襲っているとは知らずにいたのだった。
帰宅した夕方、友人からメールが届いた。
『友達のお父さんがコスモ石油の人で、今回のコスモ石油の火災に関して
消火等で多くの化学物質が使用され、近日降る雨には有毒物質が含まれており
……云々』
「?」私は考えた。
もし、これが本当のことであれば、再三政府が発表している中になぜこの情報が入っていないのか?私は、そのメールを誰にも送らなかった。
テレビでは刻々と明らかになっていく現地の悲惨な状況を流し続け、
それを見続けている私達は暗い気持ちになり、根本を持たない罪悪感に
犯されて。そんな精神状態のかなにこの手のメールが届けば疑問に思いつつも
早くこの事実を広めなければ…と、考えてしまう人もいるだろう。
しかし、ちょっと待ってほしい。
ある種の興奮状態だからこそ、一度目を閉じ、冷静になって正しいのはどれを
なすことなのか?を考えて欲しい。
ガソリンスタンドに並ぶ長蛇の列。
パンや即席麺の無くなった棚。
あなたは本当にガソリンを必要としているのか?
どこかへ遠出する予定があるのか?
普段から、車を利用しているのか?
家に買い置きの即席麺はないのか?
家にある小麦粉や米でしばらく代用はできないのか?
家族の人数で本当にその量の食パンが必要なのか?
皆さん、よく考えましょう。
そして、こんなときこそ、冷静な行動を示すときなのです。
大きな災害の影で人間が災害を作り上げることのないよう、
本当に困っている方たちに物資が回っていくように、今、自分が
すべきことを考えていただきたいと思います。
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